2019年04月12日

2019年4月7日(日)東仙流煎茶道リポート

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新年度最初の東仙流煎茶道のお稽古が47()に開催されました。


この日は準備が間に合わず、桜の枝をバケツに入れたままにしていたら、なんと湯浅先生が自ら活けてくださいました。


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煎茶道のお花は「自然の気をお部屋に持って入る」という考え方で、自然の枝ぶりを活かして大胆にのびのびと活けるんだそうです。


先生の活けてくださったお花を床の間に飾ると、まるで茶室の中に春が訪れたように空気が華やぎました。


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風流と教養を愛する「文人」達の間で発展した煎茶道は、床の間の飾り方も少し変わっています。

煎茶道で飾るお花は「文人華」と呼ばれ、「雅題(がだい)」というテーマに沿って活けるのが特徴です。

雅題は古事からテーマを取っており、テーマによって使うお花が決まっているのだとか。


たとえば「四君子(しくんし)」なら蘭、竹、梅、菊の四つの植物。

松とバラで「不老長春」など一風変わった組み合わせもあるそうです。

また、花を花瓶に活けるだけでなく、「盛り物(もりもの)」と言って、お盆の上にザクロのような果物や石を飾ってテーマを表現することもあるそうで、独特の世界が広がります。


せっかくですので次回6月の煎茶道教室では、みなさんで一緒にお花を活けてみたいと思います。


丁寧に淹れたお煎茶とお菓子をいただきながら、和やかなひとときを過ごしてみませんか?


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叶匠壽庵さんの「桜餅東仙」と
伊賀の紅梅屋さんの「さまざま桜」




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銀座菊廼舎さんの富貴寄せ



みなさまのご参加をお待ちしています。


★次回の煎茶道

日程: 69()

時間: 1316(途中退出も可能です)

場所: アシストレジデンス桜離宮 2F茶室

(福岡市東区箱崎1-3-8)

参加費: 5000/

お申し込み: momochidori.npo@gmail.com (要予約)


★連続講座ですが、途中からの参加も歓迎しております。
ご興味のある方はまずは一度ご参加ください。


★お稽古はテーブル席でしております。
正座が苦手という方もお気軽にどうぞ。

posted by NPO百千鳥 at 13:04| イベント報告 | Event Report

2019年03月25日

2019年3月24日(日) 百千鳥着物部レポート


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≪着物deランチ & おでかけするときの立ち居ふるまい≫


一級和裁士の内村圭さんを講師に迎えて開催された百千鳥着物部も最終回となった324日。


一年の締めくくりは筥崎宮の迎賓館さんにお邪魔して、着物でランチとしゃれこみました。


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ここのところ天気が落ち着かなかったので心配していましたが、この日は抜けるような青空。


この日のために初めて自分で着物を着てみたという方、なんと愛媛から来てくださったという方…みなさんのお着物姿がひときわ輝いていました。


心浮き立つような陽気のもと、まずは筥崎宮の花庭園を散策。


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まだ花盛りには遠い時期でしたが、あちこちに顔をのぞかせる楚々とした茶花や、美しい新緑に心が洗われます。

 

緑の小径を抜けた先には、本日のメイン会場である筥崎宮迎賓館「ラ・セゾン」。


美しい日本庭園をのぞむフォーマルな雰囲気のフレンチレストランです。

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この会のために特別に用意していただいたのはハンバーグランチ。


重たいフタを目の前でとってくださるパフォーマンスに、湯気とともにテンションが上がります。


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さて、会の本命は内村さんの立ち居ふるまい講座。

バッグの持ち方、椅子の座り方など基本的なことから、目からウロコのスゴ技まで盛りだくさんの内容です。


膝を揃えて座るのがとっても楽になる小技には、感動の歓声が上がりました。



後半は着物で写真を撮られるときのポージングのレクチャー。

手は甲ではなく側面を見せる、肩幅が広い方は少し斜めに、などたくさんの小技のなかに「自分の顔の左右で映りの良い方を知る」という項目が。


自然と参加者同士で顔を見つめ合い、「○○さんは左側がおきれいですね!」「右側が素敵です!」と真剣に相手のいいところを探すひとコマが生まれました。


最後は庭園に戻って、いただいたアドバイスを参考にしながら桜の下で写真撮影。


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うららかな春の陽ざしに刺繍や織り糸がキラキラ光って、本当にきれいでした。


電灯のない昔からずっと続いている着物の手仕事は、自然光の下で一番輝くのかもしれません。


NPO百千鳥では、着物づくりに携わる職人さん達を応援するためにも、もっともっと多くの方に着物と仲良くなっていただきたいと考えています。


和裁士の内村圭さんを講師に迎えての百千鳥着物部は来年度も開催予定です。

スケジュールが決まりましたら百千鳥公式サイトやFacebookでお知らせいたします。





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庭園レストラン 筥崎宮迎賓館 ラ セゾン

福岡県福岡市東区馬出4-14
https://hakozakigu-geihinkan.jp/


posted by NPO百千鳥 at 10:22| イベント報告 | Event Report

2019年02月05日

2019年2月3日(日)東仙流煎茶道教室レポート

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昨秋から始まった煎茶道教室も、早くも3回目。
今年最初のお稽古は、煎茶道東仙流の家元代理を
務められる湯浅美智宗先生のお点前から始まりました。


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身分の隔てなく、皆でフラットにお茶を楽しむことが特徴の煎茶道。

清談(せいだん)といって、世俗から離れた清らかな談話を楽しむことを重視しています。
お菓子に歓声をあげたり、季節の花について話したり。
仙人のように自由な精神を愛する人たちが集まり、
風流を愛する心でおしゃべりを楽しむのが煎茶道なのです。


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お菓子の並べ方も、煎茶道には厳密な決まりはありません。

「その人の感性で、自由に。こんなのが面白いかなと工夫して楽しむのが煎茶道です」

と先生のお言葉。


今日のお菓子は京都の二条駿河屋さんの雪餅。
ちょうど節分の日だったので、枡に入れて。


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おたふくのお干菓子も、豆が入っていて節分にぴったり。


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富山の五郎丸屋さんの薄氷(うすごおり)は、雪のような綿に包まれて、
薄氷のようにかすかな音で割れるお菓子でした。


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湯浅先生が持ってきてくださるお菓子は
この教室の楽しみのひとつで、
毎回どんなお菓子が出るんだろうと心待ちにしています。

先生のお点前のあとは、みんなでお稽古。
百千鳥の教室では、足のお悪い方もいらっしゃるので
テーブルでお稽古をしています。


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煎茶道教室は今後も偶数月に開催していきますので、
興味のある方はどうぞお気軽にご参加ください。

次回は4月7日(日)の予定です。


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posted by NPO百千鳥 at 16:55| イベント報告 | Event Report

2019年01月21日

2019年1月21日(日) 百千鳥新年会

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1月20日は、百千鳥の新年会でした。


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年に一度、私達の目指しているものをお話しさせていただく機会でもあり、

いつも私たちの活動をサポートしてくださっている皆さんとの交流の場でもあります。

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「日本料理てら岡さんのお弁当」

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お茶会準備に集中のスタッフ

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干菓子「春光を待つ」

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鮹松月「ふきのとう」


今年は感謝の気持ちを込めて、ささやかなお茶会を開かせていただきました。
抹茶は丹羽茶舗さんの「青玉」。

皆さんから様々なご意見をいただき、私たちも励みになったり、新しい発見があったり。

今年も皆さんとの繋がりが広がっていけることを願っています。


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毎年恒例の福引きプレゼント
わくわくしながら折り鶴を開きます

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これからも百千鳥をどうぞよろしくお願いいたします。
posted by NPO百千鳥 at 11:03| イベント報告 | Event Report

2018年10月23日

2018年10月13日(土) あすみんミュージアム書道体験

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皆さんで14名の書道体験会となりました。
初めての方は、
「展示を見て書きたくなった」
「楽しくされているようだったから気になって来た」とのこと。

基本も大切にしながら
『個性のある楽しい書』を毎月行っている百千鳥書道部として
素敵な褒め言葉をいただいたと思いました。

集中する時間や休憩する時間、
時におしゃべりを楽しむことのできる空間を
みなさんが作って楽しんでくださったと感じています。

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この日の皆さんの作品です

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自宅に飾っていただける色紙や唐紙などもご用意しました


最後はあすみんミュージアムに展示していた作品の片付けも
お手伝いしていただけたりと、
この短時間の出会いで一体感をを感じたスタッフでした。
みなさまありがとうございました!


《あすみんミュージアム展示の書》

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書道部でご指導いただいている先生の作品



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百千鳥書道部員の書

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掛け軸に飾ったり、ミニキャンバスに書いてみたり

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季節の風物詩を団扇に書いたり

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干支の書を年賀状に書いたり

思いおもいに楽しんでいます♪

次にお会いできますのは
月に一回の昼または夜書道部です。
その時節に合わせたお手本を準備しております。
またどうぞお気軽にお越しください!

posted by NPO百千鳥 at 22:01| イベント報告 | Event Report

2018年09月08日

イベントリポート 親子でつくる和菓子教室

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2018年8月26日(日)に「親子でつくる和菓子教室」を開催しました。

プロの和菓子職人さんから指導を受けながら和菓子づくりを体験できるこのワークショップは、毎回キャンセル待ちが出る百千鳥の大人気イベント。
今回は5〜13歳のお子さん14名とその保護者の方10名、計24名が参加しました。

最近は食べる機会が減っている和菓子ですが、若手の職人さんと直に触れ合うことで日本のものづくりの楽しさと難しさを学んでほしいと願って開催しています。

講師は福岡市の和菓子舗「鮹松月(たこしょうげつ)」の四代目、松尾和明さんと、大分県中津市の武蔵屋総本店(むさしやそうほんてん)の四代目、一木武志さん。
若き四代目のお二人は、百千鳥の講師として出会って以来、お互いに刺激を受け切磋琢磨を続けている名コンビです。


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今回は夏休みの開催ということで、「夏のしずく」というテーマで、寒天を使った冷たい和菓子「錦玉羹(きんぎょくかん)」作りに親子で挑戦していただきました。

まずは職人さんが錦玉液(きんぎょくえき)の作り方を実演します。
糸寒天を大鍋で溶かし、砂糖を入れて粘りを出します。糖度を測る糖度計をのぞかせてもらって、子どもたちも緊張の面持ちです。


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次に、錦玉羹の中に入れる具を作ります。
色鮮やかな羊羹や、つくね芋で作った薯蕷餡(じょうよあん)を抜き型で抜いていきます。
モチーフは金魚にカニ、蝶にカモメ…と、夏にまつわるものがたくさん。


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この時点で、もう子どもたちはうずうず。「早く作りたい!!」の声があちこちから上がります。

職人さんがすると簡単そうに見える型抜きも、実際にやってみるとなかなか難しいもの。
慎重に型を抜いて、抜き型を吹いて取り出す姿は真剣そのものです。


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きれいに型を抜いたら、錦玉液を満たしたカップに具材と餡玉を入れていきます。
できあがりをイメージしながら、液が固まる前にすばやく入れていきます。


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最後に冷やした錦玉羹をカップから抜いて完成です。
カップから透明な和菓子がつるんと現れた瞬間、「きれい!」「すごーい!」と歓声が上がります。
思い思いの夏の思い出を閉じ込めた「夏のしずく」が出来上がりました。


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最後に、自分の作った和菓子をお茶室で抹茶と一緒にいただきます。
自然光の和室で眺める和菓子は、蛍光灯の下とはまた違った色合いを見せます。
抹茶が運ばれてくるあいだ、自分の和菓子をうっとりと眺めたり、お隣さんと見せあいっこしたり。
大満足なひとときとなりました。

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参加者の感想を一部ご紹介します。

【保護者の感想】

・スタッフの皆さまのお声掛けやご対応が大変気持ちよく、とても楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました。

・楽しい和菓子とお抹茶で幸せな時間でした。

・和菓子について詳しく知った。

・みなさんやさしく教えてもらって、とても楽しかったです。

・型抜きが楽しかった。今までの練り切りとは種類が違ってて、興味深かった。

【お子様の感想】

・練りきりの型抜きがとても楽しかった(9歳・男子)

・はじめてわがしをつくったけど じょうずにできたのでうれしかったです(6歳・8歳女子)

・今日初めてここまで来て、和菓子を上手に作れたから嬉しかったです(5歳・男子・7歳女子)

・和菓子うまい(6歳・男子)

・可愛く楽しく和菓子を作れてうれしかった。どんな味になるのか楽しみになりながら作れた(8歳・女子)

・つくったおかしがおいしくて、また作りたいと思いました(12歳・男子)

・詳しく説明してくれたので分かりやすかった(8歳・男子)


・楽しかった(6歳・男子)


この子ども向け和菓子講座「自分だけの和菓子をつくろう」は、日本の食を通して四季の移り変わりを感じる豊かな心を育みながら、作り手との交流を通して食への感謝の心を育むことを目的としています。

本講座では、小さなお子さん達にもきめ細かい指導を行うため、プロの職人さんや多くのボランティアスタッフにご協力いただきました。また、高品質なプログラムをできるだけ身近な価格でご提供するため、未来を担う夢を持った子ども達を育成する「こども夢基金」の助成金を得て開催されました。
この場を借りて御礼申し上げます。

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この体験がこども達にとって将来の夢や職業、食の大切さを考えるきっかけになれば幸いです。
















posted by NPO百千鳥 at 18:11| イベント報告 | Event Report