
10月10日に開催いたしました和菓子づくり講座「甘い共演 和菓子の東西」にご参加いただきありがとうございました!
東京で修行された一木武志さんと
京都で修行された松尾和明さん
お二人の和菓子職人と東西の和菓子づくりを堪能する会となりました。

東代表の一木さんの和菓子は、練り切り製の「秋明菊」。

三角ベラを使った花弁づくりの難易度の高さに会場中がシーンと静まりましたが、何度も練習してみなさん素敵な和菓子が完成していました。


パイナップルといちじくをふんだんに使ったフルーツ餡も絶品でした。
西代表の松尾さんの和菓子は、つくね芋のじょうよ餡と「こなし」を使ったきんとん「菊の錦」。

「僕の和菓子はシンプルなので〜」とサラサラっと作られて会場にホッとした空気が流れたのに、いざ作ってみるとこちらも意外にむずかしい!

ほろりとしたじょうよ餡が上品で、試食タイムにはしあわせなため息がこぼれました。

東の練り切り、西のこなしと和菓子づくりの材料も異なるほか、
東はどちらかというと細工が細かく実物のモチーフがイメージしやすいリアル寄りの造形、西は抽象度の高いデザインを好むという特徴があるそうです。

どちらの和菓子も美しくおいしく、職人さんの凄さを堪能できる和菓子づくり体験となりました。
真剣に和菓子づくりに取り組んでくださった皆さま、ありがとうございました。