2021年06月07日

2021年6月19日(土)書道家に学ぶ筆遣い

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もっとのびのびと、自由に筆文字を書けるようになりたい方へ。

自分の癖を活かした「自分らしい字」を探してみませんか?

百千鳥のレッスンは、字をうまく書きたいという気持ちに応えつつ、

「自分の字を好きになる」

ということを大切にしています。


目標は

「自分らしい字を見つけよう」

お手本を正確に模写するのではなく、

美しく文字を書くためのコツをお伝えしつつ、

一人ひとりの個性を引き出しながら指導いたします。

書道セットがない方は、筆ペンでもお気軽にご参加いただけます。

さあ、あなたはどんな字を書けるようになりたいですか?

◆ こんな方におすすめです。

・自分の字にコンプレックスを持っている

・もっときれいに筆文字を書けるようになりたい

・自分らしいスタイルの字を見つけたい

・型にはまりたくない

・周りを気にせず、自分のペースで参加したい

・いつか毛筆を習ってみたいと思っていた

・海外からでも本格的な書道を体験したい

・書道は習っているけど、のびのびと書く場がほしい


◆使用する道具: 筆、墨、硯(すずり)、下敷き、半紙。

筆ペンでもご参加いただけます。

墨の代わりに絵の具やカラーインクを使ったり、硯の代わりに紙コップや小皿を使ったり、ご自宅にある道具で大丈夫です。

下敷きは新聞紙でも十分に書けます。

筆や墨汁、半紙などは文房具屋さんでもご購入いただけます。

清書用に色紙やハガキ、短冊など用意されるのも楽しいですよ♪


◆講師:神郡宇敬(かみごおりうきょう)

のびのびとした指導で書くことの楽しさや魅力を伝えてくれる京都在住の書家。気取らない言葉で、きれいな字を書くコツをやさしく教えてくださいます。


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所属は大正時代に創設された書道団体「温知会」。

書家の家に生まれ、幼い頃から父・神郡愛竹氏の教えを受けて育ちました。

サーフィン、スケート、音楽、ファッションを愛し、スタイリッシュな現代の感性と伝統的な文化を愛する心を併せ持つアーティストです。

世界各国で書の展覧会やワークショップを開催しています。

2015年 雑誌「婦人画報」の連載『自然の譜』のタイトル書を手掛ける。

2018年 映画「IN-EI RAISAN(陰翳礼讃)」タイトル書を手掛ける。

講師Instagram: https://www.instagram.com/takashi_ukyo_kamigori/

◆講座内容

オンラインで講師の先生とやりとりしながら、自分の字にあった指導を受けることができます。

6月のお手本】

お手本1:『醉中趣』

お手本2:俳句 季節の俳句を1句ご用意します

               漢字とひらがなの混ざったお手本となります。 

2種類のお手本の中から、好きなものを選んで練習していただけます。

*いろは歌(かな文字)、千字文(漢字)などのお手本もあります。

ご希望の方はご相談ください。


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毎月1回開講しています。

お手本は、文字の辺やつくりをバランス良く配置したものを選んでいます。

お手本になかった字も自在に書けるようになることを目指しています。

単発での参加、体験参加も歓迎です。

どうぞお気軽にご参加ください。

◆開催日:2021619(10:00 -12:00

(途中入退出可)

◆会場:zoomミーティングルーム

◆参加人数:10名まで *個別にしっかり指導します

◆参加費:大人 2,000

子ども(高校生以下)1,000


《キャンセルポリシー》

・2日前までのキャンセル:参加費をご返金いたします(Peatixの返金手数料として500円がかかる場合があります)

・開催日前日〜当日のキャンセル、または無連絡不参加:ご返金はできません。

・代わりに参加できる方がおられる場合、キャンセル料は不要です。Peatixの「チケットを譲渡する」機能をご利用ください。


お申込み

Peatixhttp://ptix.at/5EGiP9

※お申し込み締め切り:2021618() 24

zoomレッスンについて

Zoom画面を通して直接指導し、添削いたします。

・入退出時間は自由です。ご自分のペースで練習いただけます。

Zoomが初めての方でも簡単にご参加いただけます。


◆お問い合わせ

NPO百千鳥

momochidori.npo@gmail.com

posted by NPO百千鳥 at 23:53| イベント情報 | Event Information

【イベントレポート】職人さんに習う和菓子づくり

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2021530日(日)にオンライン講座「職人さんに習う和菓子づくり」を開催いたしました。


講師は福岡市の老舗和菓子舗「鮹松月(たこしょうげつ)」の四代目、松尾和明(まつおかずあき)さん。

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参加者の皆さんのお手元に和菓子の材料や道具をお届けし、オンラインミーティングルームzoomを通して指導する形で開催しました。

今回は和菓子とあわせて日本茶をお楽しみいただけるよう、大分の丹羽茶舗(にわちゃほ)さんのお茶もお送りしています。

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五月の和菓子は「石竹(せきちく)」と「鉄仙(てっせん)」の2種類。

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オンラインで職人さんの手元を間近に見ながら、実際に和菓子を作っていきます。

「石竹」は、こなし生地を餡で包む「包餡(ほうあん)」という作業がキモになります。


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簡単そうに見えてなかなか難しい作業ですが、講師の松尾さんが初心者でも包みやすいコツを指導しながら進めてくださいました。


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「鉄仙」は、もちもちした外郎(ういろう)生地を使います。

こちらは6枚の花びらをつくるところが山場です。


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花びらができたら、ふわっと花芯をのせて完成です。


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今回は初の試みとして、和菓子づくり後に茶話会を設けました。

オンラインの画面を通してですが、自分でつくった和菓子とお茶をいただきながら、職人さんの和菓子よもやま話に花が咲く楽しいひとときとなりました。

全国からの参加者がいらしたおかげで和菓子の地域差などにも話題が及びました。「関東の和菓子に比べると、関西の和菓子はモチーフを抽象的に表現するのを好む傾向にある」というお話が興味深かったです。


参加者のみなさまからいただいたご感想を一部ご紹介します。

・オンラインでは初めての参加だったのですが、説明も丁寧で、職人さんの手元もわかりやすく写っていたので、とてもやりやすかった。また、オンラインなので家で周りを気にせず集中してできたのも良かった。職人さんのお話もすごく面白く、また参加したいと思います。オンラインもいいですが対面でできる時が早く来て欲しいです。


・楽しく参加できました。わかりやすく教えてくださったので、不器用なわたしでもなんとか作れました。ありがとうございました。


・和菓子の奥深さを体験出来て一つ一つの和菓子ら作る時間や材料など分かりとても勉強になりました!大切に和菓子を食べようとおもいました!


・今回もご丁寧に教えていただきありがとうございます!お菓子の見た目も素敵ですが、鮹松月さんの餡がとても美味しくて、どんなお茶に合わせようと考えるのが毎回楽しいです。


・お店に伺ったことがないのですが是非今度買いに行きます。家族が見本と比べて当たり前だけどこれがプロとの差だ!と感動しておりました。


この和菓子づくり講座は、職人さんとの交流を通して和菓子の面白さや職人の技、四季を楽しむ心をお伝えすることを目的としています。
このステイホームの時代、大きなお茶会やお祝い事にお菓子をお届けする機会も減ってしまい、和菓子屋さんにとっては厳しい時期となっています。

本講座で和菓子に興味を持っていただけましたら、お近くの和菓子屋さんをちょっとのぞいてみたり、気になっている和菓子屋さんからお取り寄せをしたり、できる範囲で応援してもらえたら幸いです。


次回は103日(日)の開催を予定しています。


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posted by NPO百千鳥 at 02:41| イベント報告 | Event Report